交通事故で負傷した被害者は、損害賠償において
下記の３項目を加害者に対して請求できます。
１：積極損害
２：消極損害
３：慰謝料
まず、積極損害ですが、
治療関係費、交通費、付き添い看護費
などがこれにあたります。
次に消極損害ですが、
事故で休業した期間の収入、後遺症による
将来の逸失利益などがこれにあたり、
慰謝料とは、
ケガや後遺症などによる
精神的な苦痛に対する賠償が
これにあたります。
交通事故で入院や通院をすることになった場合、
治療費、入院費、交通費、付き添い費、入院雑費など
ほとんどの諸費用は加害者に請求できるのです。
ただし慰謝料に関しましては、
被害者がこれだけの慰謝料を払え
（根拠のない数字）とか、
加害者側がこれだけしか払えないから
これで示談して欲しいと
極端に低い数字を被害者に伝えても
示談にはなりませんので、
それぞれに損害賠償額には、
・自賠責基準
・任意保険基準
・日弁連基準
これらの基準にて各項目ごとに基準化されているのです。
示談交渉をスムーズに進めるためには、
しっかり、損害賠償の対象になる項目を理解し、
これらの損害賠償基準をしっかり学んで行きましょう。
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